立山黒部アルペンルートの2大観光名所は、黒部ダムとここ室堂です。
室堂には室堂平と呼ばれる平地の散策路が整備されており、みくりが池があります。
このみくりが池には雷鳥(ライチョウ)が生息しています。
ホテル立山に宿泊する団体ツアーの場合、夕方前に室堂駅に到着できることが多いです。中には、チェックインが可能な15時前に室堂駅に到着するツアーもあります。
また、翌日の出発も11時だったり、中には昼過ぎの13時だったりするツアーもあります。
ホテル立山に宿泊する団体旅行ツアーに申しこめば室堂での滞在時間がたっぷり取れ、思う存分観光を楽しむことができます。
ホテル立山のキャッチフレーズは「標高2,450m・星にいちばん近いリゾート」。
標高がただ高いだけでなく、周りに明るい光を発する建物・施設がありません。
雲よりも高いところに位置するホテルでもあるため、星空鑑賞に適した立地となっています。
ここでの星空鑑賞は、室堂平に宿泊していないとできません。
ホテル立山では、「ご来光バス」スペシャルプランというオプショナルプランが用意されています。
この「ご来光バス」スペシャルプランというのは、大観峰までトロリーバスで行き、大観峰駅の展望台から日の出を拝むことができるものです。
ホテル立山に泊まった人だけの特典です。
もちろん有料で、しかも日の出にあわせて早起きしないといけません。
私も参加したことがありますが、展望台からのご来光ということで正面の山からの日の出に感慨深いものがありました。
ホテル立山はとにかく大人気です。立山黒部アルペンルートの旅行を代表するホテルのため、予約がとても取りづらいホテルのひとつです。
必然的に宿泊代も高くなり、ホテル立山に宿泊するツアーの代金も高くなります。
とても人気が高く予約の取りづらいホテルですが、宿泊代金の割に夕食や朝食の食事の内容はそこまで高級感はありません。
山の上ということで海の幸は手に入りにくいでしょうし、食材の調達費もかかることでしょう。
ツアー代金が高くなるのは、人気で予約の取りづらい点にのみあると割りきっておくとよいと思います。
弥陀ヶ原ホテルは、立山高原バスの弥陀ヶ原バス停を降りたところにある弥陀ヶ原高原の入り口にあるホテルです。
弥陀ヶ原高原は標高約1,600~2,100mに位置しており、湿地となっています。
この弥陀ヶ原高原のさらに上にホテル立山のある室堂駅がありますが、ホテル立山同様アルペンルートの中にあるホテルのため上述したホテル立山と同様ゆったりと観光を楽しめるというメリットがあります。