立山ケーブルカーと異なり、トンネル内を走行します。
黒部ケーブルカーは全線地下化されている全国で唯一のケーブルカーです(「地下式ケーブルカー」)。
そのため、景色を楽しむことはできません。見どころと呼べるところはなく、立山ロープウェイと黒部ダムとのつなきの区間みたいな所です。
急勾配を一気に進むため、あっという間に次の駅に到着します。
【ケーブルカーが地下化されている理由】
なぜあえて地下にケーブルカーが作られているかといいますと、それは黒部立山が大豪雪地帯であることに起因します。
つまり、雪が多く傾斜がきついため雪崩が起きやすいからです。
雪崩から車体や利用者を守るため地下にケーブルカーがひかれています。
この黒部ケーブルカーも、観光客が多い時はすし詰めの満員になることがあります。
座れなくても乗車はたったの5分程度ですのであまり気にしなくてもいいと思います。できればご年配の方に席を譲って差し上げてください。