黒部立山アルペンルートの見どころのひとつが「雪の大谷」(雪の壁)です。
アルペンルート開通直後の4月16日~5月31日までの間、立山の山頂に近い室堂付近ではまだ雪が残っています。雪の壁と壁の間を歩くことができるのが「雪の大谷ウォーク」です。
雪のうず高い雪の壁には本当に圧倒されます。
室堂の標高は2450m。
ここまで標高が高いと冬場の気温も相当低くなります。そのため、降雪のため立山黒部アルペンルートは冬場閉鎖になります。
この降雪を逆手にとって観光名所に仕立てのが「雪の大谷」です。
開通して間もない頃は本当に高い雪の壁がそびえています。
*実際そこまで自然に雪が積もったわけではなく、道路に積もった雪をどかせて道路が通れるようにする際、雪上車で道路の雪を積もらせていったのが「雪の大谷」です。
1.歩けるところは限られています
雪の大谷ウォークの会場では、立山高原バスも走っています。
バスが通りますので道路に出ると危険です。雪の壁側の端のほうが歩行者通行用になっています。
2.雪の高さは年によって違います
雪の多かった年は雪の壁も高くなります。
最近は地球温暖化の影響で、年々雪の大谷の高さが低くなってきているといわれています。
より高い雪の大谷をご覧になりたい方が閉鎖が解けたアルペンルート開通直後がおすすめです。